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緑茶を飲むとインフルエンザや風邪が防げるの?衛生委員の疑問にお答え!

今日の午前中に伺ったクライアント企業様の衛生委員会メンバーから

”テレビで、緑茶を飲むとインフルエンザや風邪が防げる”と言っていたけど、本当ですか?!”

と、ご質問をいただきました。

実際に衛生委員会メンバー数名がその番組の影響で、緑茶を飲むようにしていた、と話しておられ、テレビ効果は平成の終わりになっても絶大ですね。

次回までに、緑茶のインフルエンザ・風邪予防への効果について、調べてきますねと約束したので早速調べてみました。

この論文は静岡県立大学の先生がこれまでの報告をまとめたものです。これによると人への明らかな有効性を示す研究は下記の一つだけ。介護施設の職員を2グループにわけ、5ヶ月間観察しています。1グループではカテキン・テアニン(緑茶の成分)を入れたカプセルをを毎日服用。もう1グループはプラセボカプセルを毎日服用して5ヶ月間のインフルエンザ感染がどのくらいあったかを調べました。これによると、カテキン・テアニン群では感染者がグッと少ないですね!

(日本語のグラフは伊藤園のサイトから引用) https://www.itoen.co.jp/company/research/report03/)

とはいえ、上の論文では”まだ研究の数が少ないので、カテキン・インフルエンザの有効性の可能性がある”という控えめな表現をしております。私としてもこの1本の論文から、有効ですよ!!!とは言い切れないレベルです。

とはいえ、緑茶には副作用もないですし、冬の時期は水分をお茶メインにする、はありだと思いますよ。ぜひ試してみてください、とお伝えしようと思います。

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