- 2017年6月18日
6月上旬〜産業医穂積桜の読書日記
人事労務の分野では、ワークライフバランスで有名な小室淑恵さんの労働時間革命、アマゾンで高評価だった南和気さんの世界最強人事を読みました。 産業医面接では認知行動療法のお勧め本をお問い合わせいただくことが結構あるので、6月上旬の読書リストは認知行動療法関係の本を中心にラインアップしました。 認知行動療法関係の本はほかにもたくさん出ているので、今後も読んで記録を残していきたいと思っています。*あと、認知行動療法はウェブ上のサービスも出てきているので、今後試用してみて、このブログで報告したいと思います。 1:労働時間革命 残業削減で業績向上! その仕組みが分かる 小室淑恵 毎日新聞出版 (2016/3/24) p25 長時間労働は”勝つための手段”ではなく”負けている原因”という一文が印象的でした。 論理を展開するベースになっているデータを丁寧に集めている点と、実際にコンサルティングに入った企業の実例が多く載っているのがいいです。一読の価値あると思います。 2:世界最強人事 グローバル競争で勝つ 日本発・人材マネジメント 南和気 幻冬舎 (2015/1
- 2017年6月4日
5月下旬〜産業医穂積桜の読書日記
人事労務の分野や健康についての本を中心に読書しています。とくに、メンタル関係はお勧めの本を聞かれることが多いので、ゆくゆくは疾患別にお勧め本レビューをまとめようと思っています! 1:フィードバック入門〜耳の痛いことを伝えて部下と職場を立て直す技術 中原淳 PHP研究所 (2017/2/18)
--この手の本は”正論しか書いてなくて現場で使えない”と思わされることが多い中、学術的な話から具体的な声かけ例ナドナド手厚い一冊。精神科医としても、傾聴だけでなく耳の痛いことを伝えられてこそ一人前!と思うので、ぜひ手元に置いておきたい一冊。 2:優良企業の人事・労務管理 下田直人 PHP研究所 (2012/6/19)
--労務の実務のポイントを知りたくて買った本。ルールづくりの具体例(例えば、ハラスメントについて解説集を作り、読んだ旨半年ごとに誓約書にサインするしくみ)など、勉強になった。就業規則の工夫は奥深く、さらに詳しくなりたいと思いました。 3:会社の中はジレンマだらけ 本間浩輔 中原淳 光文社 (2016/4/19) --1と半分以上内容かぶる